クオンツとして培ってきた強みを活かし、

運用判断や課題解決を担う

クオンツ&データサイエンティストコース
  • 中澤 百合恵
  • オルタナティブ投資部
  • ヘッジファンド課
  • 基幹総合職G型
  • 管理工学科卒
  • 2016年入社

2016年、第一生命保険株式会社に入社。
グループ会社のみずほ第一フィナンシャルテクノロジー株式会社に配属され、ネオファースト生命の資産を総合的に管理するシミュレーションツールのレベルアップや機械学習を活用した株式指数予測モデル構築業務などに携わる。2019年にオルタナティブ投資部に異動となり、ファンドの新規投資に向けた調査・分析や投資済のクオンツ運用型などのファンドモニタリング業務に携わる。

Mission

理系の強みである数理的な分析力を活かして
ヘッジファンドへの投資を実施し、
第一生命全体の運用収益の向上に貢献する。

Interview

投資判断など幅広い業務にクオンツならではの知見を活用

私が所属するオルタナティブ投資部は、ヘッジファンド、プライベートエクイティなどへの運用会社への運用委託、及びベンチャー企業への直接投資を通じて、会社の運用収益に貢献する部署です。私自身は、オルタナティブ投資部で、学生時代の専攻や入社後の業務を経て培った定量分析や金融マーケットに関する知識を活用しつつ、ヘッジファンド投資を担当しています。
ヘッジファンド投資を行う上で、定量的な分析スキルが役立つ一例として、ファンドの運用戦略の理解があります。ヘッジファンドの代表的な戦略の一つに、相対価値戦略と呼ばれるものがありますが、これは市場で取引されている資産価格について、一時的に市場で評価される時価の歪みを見つけ、理論上いずれは一定の水準に収束するのを前提に、2つの類似する資産の買い売りポジションを組み合わせ、リスクを低減しながら収益獲得を狙う戦略です。時価の歪みを見つけるプロセスでは、ヘッジファンドの各社独自の定量分析を用いられるケースが多く、その運用・分析プロセスを理解する上でも定量的な知識・スキルが役立っています。その他にも、ファンドのポートフォリオマネジメント業務で定量分析にもとづく判断を行うなど、数理的な分析力の強みを活かせる場面があります。
ただ、定量分析を仕事に活用する際には、分析技術だけではなく、資産運用に関する知識を十分に持つことが重要だと感じています。そして、分析を行うべき対象を自ら発見し、分析結果を分かりやすく説明する力も必要です。数理的分析力と証券投資の2軸を自分自身の強みとして、当社の運用収益向上に向けて独自の手法でアプローチできる人財になりたいと思っています。

Interview

ワーク・ライフ・マネジメントを行いながら
働き続けられる環境

私が所属しているオルタナティブ投資部では勤務時間の管理が徹底されており、オンとオフのメリハリのある生活を送ることができます。終業後には趣味の読書を楽しんでいるほか、ヨガでリフレッシュできています。また、テレワークで在宅勤務を行う日も多いので、時間を有効に使えて嬉しいです。
また、産休・育休から復帰して時短勤務で働いている先輩方を見ていると、ライフステージに合わせた働き方ができる会社だと実感できます。福利厚生の制度が実際に活用されている様子を目の当たりすると、自分自身の将来もイメージしやすいので安心できます。

入社の決め手

大学で学んだ理系の知識を活かせるクオンツを志しました。そして定量的な分析スキルという軸を持ちつつ、資産運用、リスク管理、企画・管理といった分野にもキャリアの選択肢を広げられる点に魅力を感じて当社を選びました。

1日の流れ

  • 08:30

    出社(メールチェック、面談に向けた準備)

  • 09:00

    新規投資検討中の米国ヘッジファンド運用会社とオンライン面談

  • 10:30

    部内ミーティング(業務進捗状況やヘッジファンド市場動向の確認)

  • 12:00

    ランチ

  • 13:00

    既存投資先ヘッジファンドのパフォーマンス動向確認

  • 14:00

    新規投資検討中のヘッジファンド調査・分析

  • 16:00

    調査した内容を元に報告書を作成

  • 18:00

    既存投資先の欧州ヘッジファンド運用会社とオンライン面談

  • 19:00

    終業